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有限会社やなせ和紙

ぶっくカバー 文庫判

ぶっくカバー 文庫判

通常価格 ¥1,320
通常価格 セール価格 ¥1,320
セール 売り切れ
税込み。 配送料はチェックアウト時に計算されます。

商品補足情報

生産地:福井県

大きさ:
・(高さ)20mm
・(横幅)110mm
・(奥行)160mm

素材: 和紙(主原料は楮)

重さ:14g

使用上の留意点:
・製品は手作りのため、サイズや色味が若干異なる場合があります
・冷暖房の風が直接当たる場所には置かないでください
・濡れた物や湿気を含んでいる物を入れないでください
・火気は厳禁です

越前和紙のブックカバー。
顔料で着色した楮の紙に、シャワーで手を加えて作ったふっくら柔らかな触り心地で優しく本を守ります。
楮の皮の「しおり」付きです。
詳細を表示する

越前和紙の起源

1500年前のある日、女神が村に現れ「この村には清らかな水が流れ、豊かな緑の木々に恵まれているから、これからは紙を漉いて生活をたてるがよい」と告げ、丁寧に神の漉き方を授けたと言われています。以来、この地で紙漉きが生業として続けられ、のちにこの女性は「川上御前」と呼ばれ、紙祖神として岡太神社にお祀りされるようになりました。

越前和紙の特徴

やわらなか風合いと温かみを感じることに加えて、その技術は歴史においても高く評価されており、日本銀行券の紙漉き技術と「すかし」技術のルーツとも言われています。また強さや耐久性の観点からも、古くから奉書紙や藩札に用いられたほか、書家・画家のための書画用紙、襖・屏風などに用いられる鳥の子紙、明治になって紙幣用の紙作りのために開発された局紙、美術工芸紙など、用途は多岐にわたります。

手漉き和紙の漉き技法

手漉き和紙には二種類の漉き技法があり、一つは欧米などで多用される「溜め漉き」。紙の原料となる紙料をすくい取って紙を漉く技法です。もう一つは、日本古来の和紙漉き技法である「流し漉き」。紙料をすくい、流す、すくって流す…この工程を繰り返して紙の層を積み重ねて紙厚をつくり、桁を動かし流すことにより原料繊維が絡み合い丈夫な紙「和紙」を漉いていきます。

越前和紙

越前和紙の産地は、福井県越前市。昔ながらの瓦屋根の民家が集まり、背後の山並みと調和した緑豊かな五箇地区(不老、大滝、岩本、新在家、定友)は和紙の里と呼ばれ、その品質や技術は高く評価されています。主原料は楮(こうぞ)・三椏(みつまた)・雁皮(がんぴ)などの植物の靭皮繊維。1500年の時を経ても同じ原料を用いて、その風合いや暖かさを伝え続けています。

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