伊勢型紙の文庫箱【牡丹】緋色
伊勢型紙の文庫箱【牡丹】緋色
商品補足情報
商品補足情報
生産地:三重県
大きさ:
・(横幅)145mm
・(奥行)195mm
・(高さ)43mm
材質:
本体:モミ
中敷き: スエード布
<使用上の注意点>
・天然の木材を使用しています。もみ材は柔らかい素材ですので、傷やヘコミが付き易く、また天然木ゆえ経年変色していきます。
・掲載写真は、お使いの画面によって実際の色味と異なって見える場合がございます。
・掲載写真の使用例にある備品(アクセサリー・時計・ハガキ・ペン等)は、付属されません。
この文庫箱の形状は、カブセ型です。ファブリック・パネルのように壁面に飾ってもオシャレです。
【牡丹】
豪華な百花の王、牡丹の花は「幸福」「富貴」「高貴」を意味します。また、牡丹の「丹」は不老・不死の仙薬を意味することから、不老不死、不老長寿という意味も持っています。特に、牡丹と唐草を組み合わせた牡丹唐草文様は室町時代から親しまれ、 花々を蔓で結んだ意匠デザインは人と人との堅い絆の美しさ・結ぶ事の尊さを表現しています。
【モミ】
常緑樹でクリスマスツリーにも使われ、冬の間も緑を保つ『生命力』の象徴とされています。また一説には、モミの精油成分には悪臭を消す作用もあるそうです。
伊勢型紙の歴史
伊勢型紙の発祥については諸説ありますが、江戸時代になって、武士の裃に型染がもちいられ、小紋柄が細かくなっていったことから型紙が発展、紀州藩の保護を背景に、型売り業者が株仲間を組織して各地に売り歩いたことで、伊勢型紙が全国に広まったと言われています。
伊勢型紙の技法と制作工程
伝承の彫刻技法としては、錐彫り(きりぼり)、突彫り(つきぼり)、引き彫り(ひきぼり)、道具彫り(どうぐぼり)の、4種類があります。通常は各々の職人が、各々のスペシャリストとして彫刻活動をしています。
制作工程としては、図案の素描を行い、小本型の彫刻、小本写しの後、写し込まれた文様を彫り進めていきます。
伊勢型紙の使用例
伊勢型紙とは、本来は「きもの」の図柄を染色する目的のために文様が彫り抜かれた型紙のことです。その意匠・デザイン性は海外をも魅了しただけでなく、ファッション・インテリアなどのプロダクトや企画に幅広く取り入れられています。
伊勢型紙
伊勢型紙の産地は三重県鈴鹿市白子・寺家・江島地区。
伊勢型紙は、美濃和紙に柿渋を塗り、強度が上がるように縦横交互に貼り合わせ、再度柿渋を塗って型地紙を作ります。そこに彫刻刀を用いて、着物の文様や図柄を手彫りで彫り抜いたものが型紙となります。