フラワーベース stick
フラワーベース stick
通常価格
¥5,500
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¥5,500
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商品補足情報
商品補足情報
生産地:秋田県
大きさ:
・(高さ)200mm
・(横幅)120mm
・(奥行)75mm
素材: 桜皮、合板、ガラス管、鉛、ウレタン塗装
使用上の留意点:直射日光下への放置、ストーブなど熱源の近くへの放置、湿気の多い場所への放置は、貼ってある桜皮の剥離の原因となり、製品の寿命を縮めますので避けてください。
樺細工のフラワーベース。
細長い円筒形の樺細工をT字型に組んだ、オブジェのような一輪挿しです。一見不安定に見えますが、内部にウエイトを仕込んでいるので安定して自立することができます。直線と直線のシンプルな構成にしたことで、花を生けたときに花の曲線美がより引き立つようにしました。桜皮(山桜の樹皮)はそれ自体が自然のものなので、生ける花との一体感を醸し出すこともできます。また何も生けていないときでも、まるで樺細工の彫刻作品のようなデザインに見えます。
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細長い円筒形の樺細工をT字型に組んだ、オブジェのような一輪挿しです。一見不安定に見えますが、内部にウエイトを仕込んでいるので安定して自立することができます。直線と直線のシンプルな構成にしたことで、花を生けたときに花の曲線美がより引き立つようにしました。桜皮(山桜の樹皮)はそれ自体が自然のものなので、生ける花との一体感を醸し出すこともできます。また何も生けていないときでも、まるで樺細工の彫刻作品のようなデザインに見えます。
樺細工の歴史
樺細工は、江戸時代中期に秋田県北部の阿仁地方に伝承された「山桜の樹皮」を利用した細工の技術を、角館の武士が習得したことから始まります。下級武士の手内職として、印籠や胴乱(煙草入れ)などが多くつくられましたが、現在では、茶筒を中心に生活用品や小物などが幅広く生産されています。
樺細工の工法
樺細工には、3つの工法があります。木型に合わせて芯を作り、その上に樺を貼り付けて筒状のものを作る「型もの」、下地に木地を使った「木地もの」、磨いたヤマザクラの樹皮を数十枚も重ね貼りし、厚くしたものを、様々な形に彫刻する「たたみもの」です。
山と樺細工
山林の更新作業(主に伐採木はパルプ原料に使用)が行われる広葉樹林中の山桜から樹皮を採取しています。梅雨明けから9月頃の期間に職人が自ら山に入り、伐採前の山桜の木に登り樹皮を採取します。その後伐採された山桜は萌芽、株立ちをして数倍に増えるため、山林保全と地域産業の維持へと繋がっています。
樺細工
樺細工の産地は山々に囲まれた秋田県角館。樺細工の原料となる山桜の樹皮を幹から丁寧に剥がし、それを2年以上陰干しにして水分を抜いたものを使います。この樹皮を包丁で丁寧に削ることで、樹皮特有の光沢と渋くて奥深い色合いを出していきます。湿気を避け乾燥を防ぐ特性を持っていることから、茶筒などに活かされています。
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