茶箕 ひょうたん
茶箕 ひょうたん
商品補足情報
商品補足情報
生産地:秋田県
大きさ:
・(高さ)7mm
・(横幅)40mm
・(奥行)86mm
素材: 桜皮、天然木、磨き出し
使用上の留意点:直射日光下への放置、ストーブなど熱源の近くへの放置、湿気の多い場所への放置は、貼ってある桜皮の剥離の原因となり、製品の寿命を縮めますので避けてください。
樺細工の茶箕。
茶葉をすくう道具(茶さじ)です。ひょうたん型の表面には桜皮(山桜の樹皮)をほどこしています。桜皮には抗菌性があるので、使い終わったら茶筒の中に入れたまま保管しても大丈夫です。
樺細工の歴史
樺細工は、江戸時代中期に秋田県北部の阿仁地方に伝承された「山桜の樹皮」を利用した細工の技術を、角館の武士が習得したことから始まります。下級武士の手内職として、印籠や胴乱(煙草入れ)などが多くつくられましたが、現在では、茶筒を中心に生活用品や小物などが幅広く生産されています。
樺細工の工法
樺細工には、3つの工法があります。木型に合わせて芯を作り、その上に樺を貼り付けて筒状のものを作る「型もの」、下地に木地を使った「木地もの」、磨いたヤマザクラの樹皮を数十枚も重ね貼りし、厚くしたものを、様々な形に彫刻する「たたみもの」です。
山と樺細工
山林の更新作業(主に伐採木はパルプ原料に使用)が行われる広葉樹林中の山桜から樹皮を採取しています。梅雨明けから9月頃の期間に職人が自ら山に入り、伐採前の山桜の木に登り樹皮を採取します。その後伐採された山桜は萌芽、株立ちをして数倍に増えるため、山林保全と地域産業の維持へと繋がっています。
樺細工
樺細工の産地は山々に囲まれた秋田県角館。樺細工の原料となる山桜の樹皮を幹から丁寧に剥がし、それを2年以上陰干しにして水分を抜いたものを使います。この樹皮を包丁で丁寧に削ることで、樹皮特有の光沢と渋くて奥深い色合いを出していきます。湿気を避け乾燥を防ぐ特性を持っていることから、茶筒などに活かされています。
その他の商品をご紹介
-
D型バートトリッパーM(1〜4杯用)
通常価格 ¥5,500通常価格単価 あたり -
ディナープレート27cm(ヒダスキ)
通常価格 ¥8,800通常価格単価 あたり -
ぽってりマグカップ(黒銀彩)
通常価格 ¥3,520通常価格単価 あたり